葛飾応為研究の第一人者 久保田一洋氏の市販本
『北斎娘・応為栄女集』藝華書院 2015年刊
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葛飾応為研究の第一人者が久保田一洋氏である。
「北斎娘・応為栄女論―北斎肉筆画の代作に関する一考察」久保田一洋筆『浮世絵芸術』117号 国際浮世絵学会編集委員会編 国際浮世絵学会刊の研究 平成7年(1995)。現在この本は絶版となっているが、国立国会図書館デジタルでは会員登録するとWEBから特別に見ることが出来る。久保田氏のPDFファイルをダウンロードする事も出来る。
《目次》内容の案内 図版 葛飾応為と思われる肉筆画
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「三曲合奏図」ボストン美術館蔵
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「関羽割臂図」クリーブランド美術館蔵
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「吉原格子先之図」太田記念美術館蔵
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「月下砧打ち美人図」東京国立博物館蔵
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「夜桜美人図」メナード美術館蔵
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「百合図」個人蔵
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「手踊図」所在不明 『酔余美人図』(財)氏家浮世絵コレクション所蔵
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「朝顔美人図」ロサンゼルス美術館蔵
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「蝶々二美人図」所在不明
「竹林の富士図」個人蔵
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応為が書き残したもの
「小布施栗礼状」個人蔵
「絵具生臙脂(しょうえんじ)製法指導状」個人蔵
「北斉死亡通知書」所在不明、14.9×21.9センチ 嘉永2年4月18日に死亡した北斎の死亡通知である。栄女が北嶺(北峯)に当てたもの。
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「シーボルトが持ち返った北斉の水彩画」1P.
2P.
(ライデン国立民族学博物館所蔵)
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北斎娘辰女について
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資料編
「絵入日用 女重宝記」。 「煎茶手引の種」
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応為栄女の生涯
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