本図は摘水軒記念文化振興財団の所蔵となっているが、ホームページからは確認できない。久保田一洋氏は全体的に簡素に描かれ、筆使いもロサンゼルス美術館のものより緻密ではないと語り、習作ではないかという。しかし、数少ない辰女の作品なので貴重である。