『北斉死亡通知』……お栄によって出された自筆の手紙。
『何屋何兵衛様宛 北斉借金証文』・『重脩堂主人』・『小布施栗礼状』
『絵具(生臙脂・しょうえんじ)製法指導状』
 
 『北斉死亡通知』……お栄によって出された。北斉の死亡日時が確定した重要資料。所在不明 応為自筆の手紙
 
 『何屋何兵衛様宛 北斉借金証文』19.2×25.6p 個人蔵
北斉が描いた「応為の顔」が載る書面。この書面は、葛飾応為は北斉と共同制作者であることを示している。
 
 
『重脩堂主人』高井鴻山 於榮 絹地 菊之画 極細密着色 購入書
昭和63年12月 小布施町で発見された。高井鴻山が買い取った応為の
「菊図」の書類。

 
『小布施栗礼状』23×30p 個人蔵 手紙では応為は三浦や榮と名乗っている。この礼状には解明されない謎が多い、詳しくは久保田一洋氏の著書をお読みください。  

『絵具(生臙脂・しょうえんじ)製法指導状』 13×61p 個人蔵 

絵具(生臙脂・しょうえんじ)とは赤色(鮮紅色)色である。『関羽割臂図』の血の色がそれであろう。手紙を見ながら絵具を作ったらしく焦げ跡や赤色の汚れもある。手紙受け取り人部分は破られ、誰に当てられた手紙か不明である。

このページ図版・写真は『北斎娘・応為栄女編』久保田一洋著からの転載である。また、池上本門寺にはしょうきょうじ
 

目次扉に戻る