葛飾應為の得意な表現、先に細長い指とほつれ毛「手踊図」と「酔余美人図』
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「手踊図」款記・東都北斉ゐ一筆 印章・
「(二人人形)」 絹本・着色・一幅 88.5×32.2p 所在不明・金子 孚水(かねこ ふすい)氏旧蔵
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金子 孚水氏が小布施町北斉館に委託した『手踊図』であるが、実際には
納められなかった。金子 孚水氏の死後、遺族に返却されたが、以後、不明
となる。久保田一洋氏は応為の描写特徴から北斉ではないと言う。
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『酔余美人図』葛飾北斎 一幅 絹本着色 26.5×32.3p
(財)氏家浮世絵コレクション所蔵
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酔余美人の部分拡大
おそらく北斉との共同作業で、きっちりした全体の構図は北斉が作り、顔や手・彩色は応為に任されたと思う(私見)。応為特有の二等辺三角形の指、耳に架かるほつれ毛、細かい模様の彩色は応為らしい。落款・印章は葛飾北斎である。
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