池上バス通りから分かれ、古い池上道を池上本門寺 まで歩く
本門寺参道

参道入口から先に延びる道を見る。名物のくず餅屋さん。店前右側にあるのは道標である。左の道は東急池上線の池上駅につながる。新しい池上バス通りは、駅のすぐ横を過ぎ第一国道に出る。下の写真は古い池上道を50メートルほど行くと中原街道に行く十字路である。右が中原街道、左が東急池上駅、直進が古い池上道である。

上の写真の進入禁止標識の下に道標がある。(詳しくは道標ページへ)このあたりは、六郷用水があったところであり、埋め立の道が多い。そのため、池上道なのか六郷用水の道なのか判然としない。池上警察署あたりは千本松と言われたそうだ。下は六郷用水と平行して 走る古い池上道。
池上道写真六郷用水写真

池上線踏切

上は、環上八号線を横切る古い池上道。ここから先は道が拡張されており昔の面影はない。第一国道を渡り、しばらく行くと池上線にぶつかる。中央にまっすぐ伸びるのが古い池上道。完全に断ち切られており、踏切を渡り線路沿いの道から行く。少し行くと写真左の環状八号線に出る。右方向に光明寺がある。

ガス橋へ写真
ガス橋写真

右の写真は現在のガス橋である。川幅は広く、川筋もかわっているので何処に『平間の渡し』があったか分からない。(マップページを参照) 、池上道はここまでである。ここは古くから下丸子と言われている。対岸は平間と呼ばれていた。道は平間に向かい鶴見までつながる古道である。そのため鎌倉時代より平間街道と呼ばれていた。江戸時代にもよく使われ、娯楽などに使われる知られた街道である。


平間道(平間街道)について(HP紹介
 
多摩川を渡った平間街道は何処のつながるのか。この答えは、『街道を尋ねて 北倉庄一』のホームページにありました。以下はその『平間道』からの引用です。

『池上から下丸子を経て多摩川を渡り平間への道で、平間には江戸時代船渡しがありました。その先は二つに分かれ、ひとつは今まで紹介してきた鶴見から神奈川へのルートで、もう一つは加瀬を通って綱島に至るルートです』と二つの道筋を紹介しています。北倉さんのホームページには街道に関する解説や資料、著書の紹介があり、大変参考になります。街道を知りたければ是非御覧になることをお薦めします。残念なことにお亡くなりになりましたが、ご家族によりホームページは運営されています。ご冥福をお祈りします。

アドレス https://www.telecom-tribune.com/kitakuraHP/


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