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●御絵師の上に、丸若とあるのは若年寄支配を示すものか。 《御絵師・表絵師》(号と名前) |
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●『袖玉武鑑』(しゅうぎょくぶかん)弘化3年 御書物師 出雲寺萬次郎板 江戸横山町壹町目 省略懐中本 寸法(縦2寸 横4寸5分)ページ数(80から90丁)、(ポケット版) 内容 江戸幕府官僚の情報を載せる。屋敷・官位・家紋等 |
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●上記の武鑑は、幕末弘化3年(1846)に江戸護国寺付近で宿屋を営んでいた家に残されたものである。武鑑の表紙はなくなり、かなり使い込んでいる。想像するに旗本屋敷が多かった護国寺付近で、宿屋に泊まった人が、江戸城に登上する大名行列見物の際に、藩名を知るのに使われたのでないだろうか。 |
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『袖珍武鑑』(しゅうちんぶかん)武鑑は、大名図鑑であり名前から大名の情報を知ることが出来ます。 |
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●袖玉武鑑の「わ」御絵師部分 |
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国立国会図書館所蔵の『袖玉武鑑』 ●版元 須原屋茂兵衛 出版年・慶応3年(1867) 寸法・7センチ×15.8センチ このスタイルの武鑑は、版籍奉還が行われた明治2年(1869)まであり、翌年からは『藩銘禄』と名を変えて発行された。国立国会図書館デジタルコレクション この武鑑は、表・裏表紙4ページ、本文186ページ、内1ページは広告である。目次は「あいうえお順」であり、上記は「わ」項目の御絵師ページである。名前はズーム拡大で見てほしい。始めは、浜町狩野家8代目董川中信(とうせんなかのぶ)、次は、中橋狩野家9代目永徳立信(えいとくたちのぶ)、驚くことに三番目に下谷御士町狩野家6代目玉園永信(ぎょくえんながのぶ)など20名である。 |
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