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●源為朝(1139〜1170)平安末期の武将 源為義の八男、保元の乱では父・為義と共に崇徳上皇側に付く。敗れて伊豆大島に流される。伊豆諸島で活躍、しかし、為朝に討伐の院宣がくだり、自害したとも首を切られたなどの諸説が説がある。 為朝の琉球渡来伝説は、江戸時代に曲亭馬琴により読本『鎮西弓張月 』(ちんせつゆみはりずき)が生まれた、『椿説弓張月』−1の葛飾北斎の挿絵も素晴らしく大好評を博しました。 ( 左は菊池容齋の為朝) ●「為朝譽十傑」画・一勇齋国芳 大英博物館所蔵 滝川馬琴『椿説弓張月』(ちんせつゆみはりづき)から十人の英雄を選び、浮世絵にしたもの。10枚揃いと思われるが2枚が未詳である。 |
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『椿説弓張月』(ちんせつ ゆみはりづき)は、曲亭馬琴作・葛飾北斎・挿画の読本。文化4年(1807年)から同8年(1811年)にかけて刊行、全5篇。 『保元物語』に登場する強弓の武将鎮西八郎為朝(ちんぜいはちろう ためとも)と琉球王朝開闢の秘史を描く、勧善懲悪の伝奇物語であり、『南総里見八犬伝』とならぶ馬琴の代表作である。 登場人物・源為朝、白縫姫 (しらぬいひめ)、尚寧王(しょうねいおう)、白縫王女(しらぬいわんにょ)、八丁礫紀平治(はっちょうつぶてのきへいじ)、舜天丸(すてまる)、蒙雲(もううん)、崇徳院(すとくいん)。北斎の挿絵で大人気となった。 |
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