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●久原西部八幡社…… 江戸期に、この地は馬込領と六郷領に二分された。馬込領は久が原東部八幡が鎮守様。六郷領は久が原西部八幡が鎮守様とされた。両神社は同じ年代の創建であり、距離的にも近い。久が原台地の高いところにあり、旧別当寺の安詳寺の北側の道を登った所にある。右の写真は昭和54年(1979)に新造された現社殿である。拝殿前には昭和の大きな狛犬がいる。 しかし、何と言っても興味あるのは、前社殿である、現在は稲荷神社として右側の奥に鎮座していて、新旧の狐様がお守りしている。(下の写真参照) 前社殿は銅萓葺権現造で、明治13年(1810)の建築である。久原東部八幡神社の社殿建築が有名だが、こちら久が原西部八幡の拝殿彫刻も立派なものである。 |
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●現在の昭和狛犬、奉納は昭和54年(1979)、かなり 大きな狛犬である。 写真右は吽像と阿像である。 |
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●上の写真は明治13年(1810)に造られた前社殿の拝殿扉の彫刻上、左は擬宝珠の代わりに獅子を乗せている。 |
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住所 久が原4-2-7 安詳寺の近く 目次扉に 狛犬目次へ |
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