●左がギメ美術館にあった勢至菩薩、右は法隆寺にある菩薩。平成6年里帰りをした法隆寺で『国宝法隆寺展』で展示された。
1.いまだ不明の「釈迦および脇侍像」の脇侍
著者の久野氏の説明文から、舟形光背の文によれば、この像は蘇我大臣のために、628年に造られたと言う。様式は止利(とり)様式に属し、この像独自のものがあるという。現在、左脇侍のみが残り、右の像があったのか、右の像も別の像を持ってきたのか不明だと書かれている。 下は、大宝蔵殿にある菩薩像銅造、
高さ67.5センチ
1966年、小学館発行の原色日本の美術シリーズ。第二巻「法隆寺」久野 健著より。『日本の開国』尾本桂子・フランシス・マクワン著 (株)創元社発行1996年
『法隆寺』久野健著 (株)小学館 1966年 原色日本の美術シリーズより
『聖徳太子』吉村武彦著 岩波新書 769 2002年
『芸術新潮 皇室をめぐる名品物語』 新潮社 1986年11月号
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