●現在、多摩川の流れは離れたところにあるが、江戸時代には神社のすぐ側を流れていたらしい。近くの十寄神社(又は十騎神社とも言われた)にお参りした後、新田神社に寄るのが江戸時代の参拝スタイルであったという。
●新田神社の狛犬(現在の狛犬) 昭和40年(1965)の比較的新しい狛犬、狛犬愛好家の中では評判が悪い。何か機械彫りの臭いがして個性に乏しい。左の吽像と右の阿像である。後ろの尻尾も立っており、立体的に造られている。奉納は昭和40年(1965)、石工は風間八太郎である。