徳山藩下屋敷(芝白金猿町)
 最後の藩主毛利元番の官名は、毛利淡路守である。後ろの部分は抱屋敷である。抱屋敷は幕府からの拝領地でなく、藩が購入した土地なのでどうなったか定かでない。明治20年の内務省地理局「東京実測図」によれば、芝白金猿町は61番地と振られた土地のみが四角に囲われ、ここが徳山藩下屋敷の跡地であろう。

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