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松平頼恭(1711〜1771年)について、写真は平賀源内
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●「ウドン海月 ユウレイクラゲ」栗本丹州画、ユウレイクラゲ科 傘は15センチから30センチほどであるが触手は傘の縁には触手が千本から数百本もあり、種類によっては、数メートルになるものもある。下傘には口があり、写真に見えるような4本の口腕がある。夏の瀬戸内海ヤ冬の相模湾で見られ、ハゲトベ、マエデと呼ばれている。ウマズラハギ漁デ餌として使われる。 |
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●「アカクラゲ」栗本丹州画
傘に放射状の縞模様ガ16本アル。傘は20センチほどである。触手の長さも長く、2メートルにもなる。乾いた刺糸に毒があり鼻に入るとくしゃみをすることから「ハクションクラゲ」との別名がある。また、赤い放射状の模様から「連隊旗クラゲ」とも呼ばれる。 また忍者が、このクラゲを乾燥させ粉末にした物を相手に振りかけるとくしゃみが止まらなくなるため、別名「ハクションクラゲ」とも言われたと伝わる。(『110種のクラゲの不思議な生態 最新 クラゲ図鑑』三宅浩志・Dhugal Lindsay 誠文堂新光社 2013年) |
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●「ハンド海月」栗本丹州画 詳細不明 この図譜は美術的美しさを追求したようである。 |
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●「ヒクラゲ(火海月)」栗本丹州画
瀬戸内海や北九州の海で見られる毒のあるクラゲ、触手の毒が強く刺されると火傷のように痛むことからこの名前が付いた。この絵も含めて栗本丹州は「蛸水月烏賊類図巻」を描いた。 |