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●わずかな遺物……… ヨーロッパに連れてこられたドードーが残したものは、干からびた頭部と脚、なかば化石化した数片の骨だけである。 今もオックスフォード博物館に展示されている。 しかし、誇張された絵などは科学的に復元する資料には適しておらず、剥製が失われたことは正確なドードーの姿を再現することを不可能にした。それ以外には数百の絵やエッチングと航海記などの記録だけである。 ●写真を拡大表示する ■残されたドードーの頭部や足など、オックスフォード博物館蔵。 |
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《19世紀にモーリシャス島で、再発見されたドードーの全身骨格》 | |
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ドードーのレプリカは世界の博物館にある |
●また、剥製を元にした精巧なモデル(レプリカ)が作られ、イギリスの大英博物館、オーストラリアの西オーストラリア州立博物館、南アフリカ博物館におくられた。もちろん、モーリシャス島の博物館(モーリシャス協会)にも完全骨格が展示されている。(参照モーリシャス紀行にあります。)また、学名や入手の経過は不明だがドイツのフランクフルトにある、博物館(SENCKENBERG)にドードーのわかりやすい骨格標本が展示されています。この博物館には他の絶滅動物の標本も展示されています。モア、旅行バト、グレート・オーク、カロライナインコ、ヒースヘンなどである。 |