21.東海道神奈川 同台の下 文久三年四月 佐野屋富五郎
45.東海道箱根畑 箱根 文久三年四月 大黒(国)屋金之助・金次郎
64.東海道名所之内あべ川 あべ川渡 文久三年五月 遠州屋彦兵衛
68.東海道藤枝 藤枝 文久三年四月 遠州屋彦兵衛
88.東海道藤川 藤川 文久三年四月 佐野屋富五郎
97.東海道宮 宮 文久三年四月 小林鉄次(治)郎
111.東海道坂ノ下 坂の下 文久三年四月 大黒(国)屋金之助・金次郎
152.東海道名所之内御能拝見朝番 其二 文久三年五月 大黒(国)屋金之助・金次郎
153.東海道名所之内御能拝見昼番 其三 文久三年五月 大黒(国)屋金之助・金次郎
以上9点は、タイトル『東海道中を描く錦絵の新展開ー「御上洛東海道」を中心にー』文学研究科博士過程後期課程 山本
野理子氏の論文中のリストによる。この中で国立国会図書館デジタル化資料で収蔵されている浮世絵5点(赤字)を紹介する。(注)152番と153番は同じタイトル浮世絵が惺々狂齋にもある。拡大表示は題名をクリック。
(緑字)2点は大正7年の豪華本『大名道中』東光園刊から撮影転載。(『馬込と大田区の歴史を保存する会』所蔵)
●横浜絵とは 幕末に開港した横浜を題材にした錦絵である。特に万延元年(1860)から文久元年(1861)の短い期間に大流行した。当時の浮世絵師のほとんどが描いたようだ。居留地や異人の風俗に題材を置き、江戸っ子の好奇心に答えた。
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