●「いろはたとえ辻占いかるた」絵・一陽斉豊国 安政4年(1857)板行・団仙堂 国立国会図書館デジタル化資料所蔵
●「新版馬尽くし」絵・一鵬斉芳藤(歌川芳藤)、名主印・馬込勘解由・渡辺庄右衛門、版元・今井屋宗兵衛 天保14年から弘化4年(1843から1847)、芳藤は「玩具絵」の芳藤と言われたほどだが、使われ捨てられるためあまり残っていない。国立国会図書館デジタル化資料 拡大表示
●「新版けだもの尽くし」絵・歌川芳虎 安政4年1月(1857)版元・不詳、生きている動物から空想上の動物も描かれている。
●「新版纒つくし」絵・歌川芳幾 版元・高友 国立国会図書館デジタル化資料所蔵 拡大表示 ●「新板手遊火消道具尽」絵師不明 版元・辻屋安兵衛 安政年間
拡大表示 ●「新板纒つくし」詳細不明 ●江戸を表す言葉に「火事と喧嘩」は江戸の華と言う言葉がある、火事で活躍するのは纒を持った火消し達である。当時の消火活動は打ち壊しによる延焼防止である。火を恐れず命を賭けた活動が、地方の子供達の憧れであったろう。 ●「子供遊び凧の戯」絵・一交斉小芳盛(歌川芳盛) 明治1年(1868)版元・ゑかつ 古賀屋勝五郎 彫工多七 国立国会図書館デジタル化資料
●歌川国芳の門下である、師によく似た画風である。三枚揃いの大判錦絵である。正月であろうか、子供達が凧を揚げている。左端には凧屋が葦簀張りの店を出している。おじさんは「糸が絡まる」とでも叫んでいるのだろうか。絵柄も、形も色々の凧があった。
●「源氏歌かるた」詳細不明 国立国会図書館デジタル化資料所蔵
●「流行蛸の遊び」絵・一勇斉国芳戯画(歌川国芳)版元・藤岡屋彦太郎 文化年間から天保14年(1815〜1843) 東京国立博物館蔵
●「子供あそび百ものがたり」詳細不明、子供に仮託した風刺画
国立国会図書館 デジタル化資料所蔵 ●国芳は戯画、又は狂画とも言われるが、当時から、その第一人者と言われた。『武江年表』の天保年間(1830ー1844)に『国芳は狂画の第一人者』と評されている」とある。江戸の庶民も取り締まる幕府(町奉行)も、国芳の浮世絵(戯画)に注目していた。国芳も「捕まってたまるか」と工夫を凝らした戯画を出した
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