西馬込付近部分を拡大
 地図は「東京市郡合併記念」東調布市編 昭和7年(1932)刊、添付された地図である。第二京浜国道(中央の赤線)は昭和11年(1936)10月より6年計画で着工された。東京市側は昭和16年(1941)に完成した。同上の地図は、その前の西馬込付近を中心とした道路状況を表している。中心部の西馬込は耕地整理が遅れている状況が分かる。池上本町付近は耕地整理も進み、その直線部分に第二京浜国道を接続した、反対側の馬込付近も中延方向から直線道路を造り接続した。馬込坂より池上方向を見る。

線路は当時の品鶴線、現在は東海道新幹線と横須賀線が走っている、鉄道の大動脈である。また川瀬巴水の『馬込の月』、馬込九十九谷の地でもある。
(2016.7月更新)

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