伝説では江戸時代に小円墳があったと言われる古社、蒲田八幡神社


狛犬写真

天祖神社の狛犬について……
 
  天祖神社がいつどこから合祀されたか分からないが、狛犬を見る限り由緒ある神社と思われる。大田区の資料によれば狛犬の寄進は、明治11年(1878)であるという。獅子型狛犬で子供のいる「子取りの阿像」(雌)である、カールした髪に渦巻き状の突起物をもち、台座に髪を彫り込み造るなど、全体から見るとなかなかの傑作である。配置は左右とも「子取り」の阿像である。

参道写真天祖神社写真
蒲田八幡神社について
  開創の年代ははっきりしない、江戸時代末期には小古墳があり、その祭祀に関係した神社かもしれない。社殿前にある狛犬は、昭和36年(1961)の寄進であり、左に頭に角のある吽像(狛犬)、右に阿像(獅子)である。蒲田八幡神社の境内に合祀された天祖神社の狛犬。写真左は狛犬(獅子)阿像である。写真上は天祖神社である。

狛犬昭和写真狛犬写真
写真は蒲田八幡神社の参道と狛犬、寄進は昭和36年(1961)
住所 蒲田4-18-18 京急蒲田駅そば
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