大田区側から見た六郷の渡し、対岸には川会所が見える。江戸開府頃は江戸最後の渡しとして厳しい詮議が行われていたであろうが、平和が続く世につれ、取り締まりも緩やかになり、ほとんど無い状態になったであろう。

東海道五十三次之内 「川崎 六郷渡舟」 歌川広重(初代) 天保4〜5年
(1833〜1834) 大田区立郷土博物館蔵  戻る