昭和37年(1962)、梅田小学校運動会の航空写真から
池上本門寺部分を拡大


航空写真に写された、復興が始まった池上本門寺
 建物は昭和23年(1948)に落成した仮祖師堂と思われる。また、後ろに見える建物は宗祖奉安塔であろう。経蔵も建物の形から仮仏殿になった経蔵で、今と形が違う。昭和37年(1962)といえば、大本堂の建立が本格化して奉安塔の移転が決まっていた。写真は移転前である。周りは広く空き地が見える。背景は池上の町、沢山の家が建ち戦後も遠くなった様子が見える。(写真提供 個人所蔵)2006年6月、 K氏よりメールを頂き下記のことをご教示頂きました。訂正してお礼を申し上げます。

写真は奉安塔が移転前であること(本文を訂正)『写真右手上辺りには昭和32年に再建された鐘楼が見えます。奉安塔はこの鐘楼の左に、清正堂という掘建て小屋のようなお堂を挟んで、移転します。経蔵の右隣になります。近年、霊宝殿建設に先立って奉安塔は取り壊され、今は経蔵と霊宝殿の間に相輪だけが残されています。清正堂は一足先に、いつのまにかなくなっていました』2006.06.12
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