|
||||||||||
|
||||||||||
●「キンケイ(金鶏)」牧野貞幹画、 中国の四川省・湖北省に住む雉(キジ)科の鳥である。日本には徳川家康の頃、南蛮船から献上されたという。この鳥は両国川岸の見世物小屋でも見られたという。左の派手な鳥が雄(オス)である。余りの鮮やかさに想像上の鳥と思われていた時もある。 国立国会図書館デジタル化資料 自筆本4巻の2巻目 下のズームボタンより拡大画面を御覧ください。国立国会図書館デジタル化資料 |
||||||||||
●「四十カラ雁(四十雀雁)
カナダ雁の亜種」牧野貞幹画 江戸時代はよく見られたのか、冬に見られた渡り鳥、全長70センチほど。左側 国立国会図書館デジタル化資料 ●下側 「セイケイ(青鶏)」牧野貞幹画 巻1、クイナの一種、全体に青みを帯び、嘴は赤い。日本には生息せず、何度か持ち込まれた水鳥。国立国会図書館デジタル化資料 |
||||||||||
●「計里鳥(ケリ)」チドリ目チドリ科タゲリ属の鳥、牧野貞幹絵 鳴き声から付けられた。全長35センチ、特長として偽傷が巧みである。『頭上,後頸(こうけい),背,翼は黒くて光沢がある。上尾筒は橙栗色,尾は基部が白く先が黒い。翼の下面は風切が黒く,雨覆は白色で対照が著しい。』(世界大百科事典 平凡社 第2版)これは左図、羽の説明ではないか。国立国会図書館デジタル化資料 |
||||||||||
■国立国会図書館デジタル化資料 古典貴重書から「牧野貞幹 鳥類写生図」で検索 アクセス | ||||||||||
図譜目次に戻る | ||||||||||