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●国立国会図書館に所蔵されている蜂須賀侯爵の本 この本は、国立国会図書館に複写を依頼したが、本の状態が悪く複写禁止であった。伝聞では日本への記述はないようだ。蜂須賀正氏についての詳細 |
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●ドードーは日本にやって来たか、私見…… 私は、唐船であれ東インド会社の帆船であれ、日本にドードーを持ち込むのは確立が低いのではないかと考える。 理由−1、オランダよりモルッカ諸島やインドに向かう帆船は、モーリシャス島に立ち寄り水や食料を積んだが、ごく初期の頃を除き、島に入植した人間が多くなると山羊や豚などの飼育も始まり食料事情も良くなった、そのため食料としてのドードーを積み込むことは少なくなり、モルッカ諸島へ向かったであろう。 理由−2、モルッカ諸島やその周辺から日本に向かったオランダ船は、経験から日本人は美しい鸚鵡(オウム)やインコ、孔雀などが好みであり、ドードーのように珍奇だが美しくない鳥は、購入しないと知っていた。私は日本には来ないと考える。下は日本に入った南洋の鳥達。 |
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ドードーが日本に来たという資料は見つけることが出来ない。 ● 筆者の別ホームページ 江戸の鳥・魚・獣図譜ページをご覧下さい。 |
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●「八頭 ヤツガシラ」ブッポウソウ目ヤツガシラ科 南アジア、 日本にはまれに旅鳥、冬鳥として見つかる。画中に安永7年(1778)、河野通明が実物の鳥を生写とある。『奇鳥生写図』は浜町狩野家が所蔵していた図を河野通明ほかの絵師が転写したもので、全54図を収載します。優れた図が多いのが特徴です。 (参照・国立国会図書館資料) |
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