《ドードーと姉妹種と言われる、カンムリバト》
「カンムリバト」「冠鳩」和名
Goura cristata (学名)
common Crowned Pigeon (英名)
  他にもBlue Crowned Pigeon、Western Crownrd Pigeonなどの英名もある、4種類。

カンムリバト生態について
 ニューギニア、西パプア諸島(ワイゲオ島、バタンタ島、サラワチ島、コフィアウ島、ミソエル島)、フォーヘルコップ半島、ボンベライ半島の低地熱帯多雨林や沼沢地、マングローブなどに生息しています。

 大きさは70センチほど、冠羽が美しい、足も丈夫、小さな七面鳥のようである。現地では食用になるため、また、美しい姿から観賞用として刈られたため数が少なくなっている。古くからヨーロッパでは知られてイラストも多い。白い卵はひとつ。29日でふ化して30日で巣立ちます。


生息地も森林伐採や移住地の拡大により少なくなっています。沼沢地などが田圃に転換されるため、標高150メートル以下に生息するカンムリバトは影響が大きい。また、カンムリバトは交易の対象とされ、ニコバルハトとともにに狩猟が大きな問題となっています。

パプア地図
《西パプア諸島地図》

地図はカンムリバトの生息地西パプアである。鳥は標高150メートル以下に住んでいるので海岸付近と島に住んでいます。
  地図では見えないが、地図の左側はモルッカ諸島で香料の島である。ポルトガル人などの商人が目指した島の隣が、ドードーと姉妹種のカンムリバトが住んでいるとは不思議な因縁を感じる


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