●一橋齋艶長(生没不明) 御上洛東海道では2枚を描いている。生涯は良くわからない。芳艶の門人であったらしく、文久元年(1861)に芳艶の大判錦絵三枚揃い「鎌倉殿中慶賀の図」で艶長の署名のある画中があることからかなりの腕と考えられる。
以上2点は、タイトル『東海道中を描く錦絵の新展開ー「御上洛東海道」を中心にー』文学研究科博士過程後期課程 山本 野理子氏の論文中のリストによる。この中で国立国会図書館デジタル化資料で収蔵されている浮世絵1点(赤字)を紹介する。 御上洛東海道絵師目次
御上洛東海道絵師目次