浮世絵師が描く色々な猫たち…歌川国貞・渓斉英泉

浮世絵浮世絵

「東京美女そろい 深川東屋桜木」香蝶朗国貞(歌川国貞)版元・近久 近江屋平八 明治元年(1868)、遊女の裾を咥える猫。国立国会図書館デジタル化資料 拡大表示

「花盛士農工商」一寿斉国貞(歌川国貞)版元・丸鉄 小林鉄治朗 名主印・村田平右衛門・福島和十郎 弘化4年から嘉永5年(1847〜1852) 羽子板を造る所の猫 国立国会図書館デジタル化資料 拡大表示

浮世絵浮世絵


「当世好物八契」渓斉英泉 天保年間 版元・泉市 和泉屋市兵衛 手紙を見る女性と猫 猫は渓斉英仙の飼い猫か。国立国会図書館デジタル化資料 拡大表示

「名所江戸百景 浅草田甫酉の町詣」絵・歌川広重。田甫には吉原で働く女性達の部屋でした、女性を待つ猫。猫は遊女の隠語としてつかわれた。拡大表示

「唐猫」詳細不明、文政11年(1828)
東京国立博物館蔵 

浮世絵

「誂織時世好」国貞改二代豊国 名主単印・吉村源太郎 天保14年から弘化4年(1843〜1847)版元不明。猫は国貞絵で共通、国貞の飼い猫か。珍しい竪二枚の浮世絵、猫が主題の浮世絵である。

国立国会図書館デジタル化資料
 幕末浮世絵目次