平成18年(2006)、公園造成で発見された横穴墓4基
2008.05.07


鵜ノ木一丁目六番地に造成された松山公園で4基の横穴墓が発見されました。大田区の横穴墓発掘は多数にのぼりますが、保存・公開化された例は少なく、都内でも3例目です。
  年代は奈良時代前後(約1300年前頃)と推定されています。写真でも分かるように多摩川を望む高台、古墳のように丸みを帯びた岡である。木立の向こうに多摩川が見える


松山公園全景
横穴墓写真 公園東斜面に保存公開されている6号墓、説明パネルと墓の入り口(羨門・せんもん)を塞いでいた3個の石。手前の切り通しが墓道で全長5.9メートル、羨門は高さ1メートル、幅70センチである、ここに3個の石を積み上げ塞いでいた。

墓室はドーム状で、奥行きは5.4メートル、幅2.65メートル、高さ1.85メートル、写真では分かりにくいが奥壁の所は高さ5センチほどの棺台施設がある。ここからは3体の埋葬者が発見された。うち1体は女性と判明した。推定年代は20才が2名、30才ぐらいが1体である。少なくとも2回の埋葬が行われたと考えられる。

写真は強化ガラスにカメラレンズを密着して撮影。(ガラス越しの撮影方法)

横穴墓内部写真
坂道名称写真
松山公園の前は、河原坂といわれる伝承の坂道。
住所 鵜ノ木1丁目6番地 松山公園
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