「新版鳥つくし」絵・歌川芳幾 嘉永5年(1852)板行・辻岡屋文助 国立国会図書館デジタル化資料所蔵 拡大表示
「新版凧つくし」絵・歌川芳艶 安政4年(1857)板行・辻岡屋文助 凧に描かれた纒の色々。国立国会図書館デジタル化資料所蔵 拡大表示



「いろはたとえ辻占いかるた」絵・一陽斉豊国 安政4年(1857)板行・団仙堂 国立国会図書館デジタル化資料所蔵 拡大表示

教育絵について
  江戸の百科事典とも言うべき教育絵「鳥つくし」、他にも植物、魚など色々なジャンルが創られたと思われる。子供に鳥の名前を教えると共に好奇心を刺激する事に役立ち、向学心を持つ子供に夢を持たせた。固ぐるしい教科書よりも遊びながら学べる玩具絵であった。カルタは古来よりある伝統的遊び、カルタはポルトガル語である。


「源氏歌かるた」詳細不明 国立国会図書館デジタル化資料所蔵 拡大表示

「道中豊年子供遊び」絵・立川斉国郷 版元・辻岡屋 
辻岡屋文助 安政5年

立川斉国郷は歌川国郷である。生年は不明、あまり作品は確認されていない、上記の絵はそのうちのひとつである。三枚揃いの浮世絵を描く力量はある、絵を見ると豊作で喜ぶ子供達、色々な作業を笑ってやる子供達の姿が生き生きと描かれている。参勤交代で国に帰る侍が土産として買ったのだろうか。国立国会図書館デジタル化資料所蔵

       
「新版馬尽くし」絵・一鵬斉芳藤(歌川芳藤)、名主印・馬込勘解由・渡辺庄右衛門、版元・今井屋宗兵衛 天保14年から弘化4年(1843から1847)、芳藤は「玩具絵」の芳藤と言われたほどだが、使われ捨てられるためあまり残っていない。国立国会図書館デジタル化資料 拡大表示

「新版けだもの尽くし」絵・歌川芳虎 安政4年1月(1857)版元・不詳、生きている動物から空想上の動物も描かれている。拡大表示

   

「見立桃灯蔵 9段目」絵・一勇斉国芳(歌川国芳)名主印・吉村源太郎・村田平右衛門 天保14年から弘化4年(1843〜1847)版元・今井屋宗兵衛

見立は、絵図を見て討ち入り段取りを、考えている大石内蔵助親子に見立てている。母子は芝居番付に夢中、横には、組み立て中の玩具絵と、切り抜く為の和鋏(はさみ)がある。拡大表示 国立国会図書館デジタル化資料

「新版纒つくし」絵・歌川芳幾 版元・高友 国立国会図書館デジタル化資料所蔵  拡大表示

江戸を表す言葉に「火事と喧嘩」は江戸の華と言う言葉がある、火事で活躍するのは纒を持った火消し達である。当時の消火活動は、打ち壊しによる延焼防止である。火を恐れず命を賭けた活動が、地方の子供達の憧れであったろう。

 

「新板手遊火消道具尽」絵師不明 版元・辻屋安兵衛 安政年間  拡大表示

「新板纒つくし」詳細不明 拡大表示  
   
《子供の遊びに仮託した風刺 国芳戯画・狂画・遊び絵》
「子供あそび百ものがたり」詳細不明、子供に仮託した風刺画 国立国会図書館デジタル化資料所蔵 拡大表示
 

国芳は戯画、又は狂画とも言われるが、当時から、その第一人者と言われた。『武江年表』の天保年間(1830ー1844)に『国芳は狂画の第一人者』と評されている」とある。江戸の庶民も取り締まる幕府(町奉行)も、国芳の浮世絵(戯画)に注目していた。国芳も「捕まってたまるか」と工夫を凝らした戯画を出した


「流行蛸の遊び」絵・一勇斉国芳戯画(歌川国芳)版元・藤岡屋彦太郎 文化年間から天保14年(1815〜1843)東京国立博物館蔵 拡大表示

東京国立博物館蔵・http://www.tnm.jp/ 国芳の戯画を見る
「子供遊び凧の戯」絵・一交斉小芳盛(歌川芳盛) 明治1年(1868)
版元・ゑかつ 古賀屋勝五郎  彫工多七 国立国会図書館デジタル化資料


歌川国芳の門下である、師によく似た画風である。三枚揃いの大判錦絵である。正月であろうか、子供達が凧を揚げている。左端には凧屋が葦簀張りの店を出している。おじさんは「糸が絡まる」とでも叫んでいるのだろうか。絵柄も、形も色々の凧があった。


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 幕末江戸の宿屋に残された浮世絵 シタ賣  浮世絵彫り・摺り 玩具絵子持ち絵

 双六 双六2 江戸の本屋


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