 ↑●写真の青面金剛は延宝5年(1677)造立。駒形、武蔵南荏原郡六郷庄鵜ノ木村の人々、高さ120センチ。幅52センチほどである。(『大田区の文化財 第37集 大田区の石造遺物 ー大田区指定文化財・金石文を中心にー』大田区教育委員会 2010年刊)右写真、坂上から見た「ぬめり坂」
●ぬめり坂の由来
「調布鵜ノ木に用水を渡って鬱蒼とした樹下を登るなだらかな坂がある。なだらかな坂であるが、ぬめって上がれなかった。付近の豪家の美しい娘が人々の難渋を気の毒に思い、自ら望んでその坂に生き埋めになった。以来その坂は通行容易になり大いに付近は繁栄したと言う。」(『大森区史』 東京市大森区役所 昭和14年(1939)刊)写真右
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