ー神護元年(765)天平の頃の創建といわれる久原(久が原)西部八幡神社ー

社殿写真

久原西部八幡社……
 江戸期に、この地は馬込領と六郷領に二分された。馬込領は久が原東部八幡が鎮守様。六郷領は久が原西部八幡が鎮守様とされた。両神社は同じ年代の創建であり、距離的にも近い。久が原台地の高いところにあり、旧別当寺の安詳寺の北側の道を登った所にある。右の写真は昭和54年(1979)に新造された現社殿である。拝殿前には昭和の大きな狛犬がいる。
  しかし、何と言っても興味あるのは、前社殿である、現在は稲荷神社として右側の奥に鎮座していて、新旧の狐様がお守りしている。(下の写真参照)
 
前社殿は銅萓葺権現造で、明治13年(1810)の建築である。久原東部八幡神社の社殿建築が有名だが、こちら久が原西部八幡の拝殿彫刻も立派なものである。

写真狛犬

現在の昭和狛犬、奉納は昭和54年(1979)、かなり
大きな狛犬である。 写真右は吽像と阿像である。

狛犬・昭和製写真
拝殿扉写真

上の写真は明治13年(1810)に造られた前社殿の拝殿扉の彫刻上、左は擬宝珠の代わりに獅子を乗せている。

写真・神狐 狛犬写真・先代
写真・神狐

現在は、神社裏門を守る先代狛犬。上は吽像、左は阿像である。おそらく、前社殿が稲荷社になる時にこの位置に移されたのであろう。台座はなく、狛犬は明治のものであろう。

写真・神狐

上の写真は、神使の狐である、足にあるのは「鞠(マリ)」か豊年を祈る「米俵」である。台座に寄進年月の刻印があるが、下部の剥落で読めない。

住所 久が原4-2-7 安詳寺の近く  目次扉に    狛犬目次へ