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●元絵は一幅を二丁に分け、柳南が序と一部を巻末に移したらしい。内容は木崎攸軒の『小児乃弄鯨一件の巻』と同じである。内容は、瀬美、長須などの鯨のほかにシャチ、イルカ、サメ、エイなどが描かれている。浜で働く様子がよく分かる、内容から紀州の捕鯨図と思われる。(参考・東京大学 鯨ー日本の古式捕鯨と図説ー) |
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●紀州熊野の捕鯨家太地家に所蔵されていた本を写したものであろう。(享保20年(1735)に大原重株が写したとある)資料には捕鯨具三種と十一種の鯨の解説が載せられている。絵は他の図譜でも同様である。江戸期特有の何度も写しを繰り返す転写である。(参考・東京大学 鯨ー日本の古式捕鯨と図説ー) |
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●『紀州熊野浦諸鯨の図』享保八年(1723)写本、田中芳男所蔵。一帖の中には三種類の資料がある。資料にはサメ、エイ、イルカ、マンボウなども描かれている。鯨以外にも含まれるのが江戸期図譜の特徴である。(参考・東京大学 鯨ー日本の古式捕鯨と図説ー) |
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