昇齋国福の描く御上洛東海道


一昇齋国福(生没不明)は歌川国貞の門下といわれる、作品も少なく、特色がある作風である。

107.東海道名所之内之内石藥師寺其の二 石藥師寺 文久三年四月 越村屋平助

以上1点は、タイトル『東海道中を描く錦絵の新展開ー「御上洛東海道」を中心にー』文学研究科博士過程後期課程 山本 野理子氏の論文中のリストによる。この絵には同じタイトルで二代広重の浮世絵もある。この中で国立国会図書館デジタル化資料で収蔵されている浮世絵点(赤字)を紹介する。1点(緑字)は大正7年の豪華本『大名道中』東光園刊から撮影転載。(『馬込と大田区の歴史を保存する会』所蔵)
  107.藥師寺 御上洛東海道の浮世絵師目次