ーイギリス大英博物館に所蔵『略画早指南』(りゃくがはやおしえ)を見るー
本イラスト
『略画早指南』葛飾北斎画 2巻(前編・後編)前編・文化9年(1812)と後編・文化11年(1814)刊 版元・角丸屋甚助 イギリス大英博物館所蔵
(内容)北斎漫画と同じく絵を描くための手引き書である。 ただ「略画早指南」は文字を使うと絵が書きやすいと文字絵の手本である(前編)。後編はコンパスや定規を使うと略画を描きやすいと手本になっています。(イギリス大英博物館に所蔵)

国立国会図書館所蔵の本は、『北斎漫画早指南』葛飾北斎画 富山堂 明治25年(1892)刊である。江戸時代から人気があったようで再版がされている。拡大表示

動物を書く
動物の描き方
 全体のバランスの取り方がよく分かる手本である。北斎の構図は線と幾何学(円や三角・四角)で構成されていると言われるが、その事がよく分かる手本である。

これらの手本を見ていると北斎は江戸時代の和算に詳しかったのではないかと思われる。江戸の測量術はかなり進むでおり、明治に成り西洋の測量術が入ってもすぐに適用できたのは、基礎的な数学の基礎があったからである。

北斎は最晩年に測量の摺物錦絵を依頼され描いている。詳細を見る


イギリス大英博物館の『略画早指南』ホームページである。上に2点あげたページ以外にも全て見られるので興味を持った人は見て下さい。アクセスボタンをクリックすると大英博物館の当該ページに飛びます。 
           
       後編・ 前編



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 うらめしいの五文字で幽霊を描く

うらめしい

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