ー奇想と反骨の世界が認めた浮世絵師ー
01.驚く『百物語』の化け物たち 葛飾北斎が描く幽霊、ややユーモラスなお化け。
 

02.『諸国瀧廻り』シリーズ 諸国の滝風景、大きな滝や小さな滝の諸相 構想力が素晴らしい


03. 『 椿説弓張月』(鎮西八郎為朝外伝 椿説弓張月)文化4年(1807)


04.『椿説弓張月』−2 葛飾北斎の出世作 滝沢馬琴『 椿説弓張月』の挿絵。


05. 墨一色で描く雄大な物語、現在の劇画に繋がる葛飾北斎の構想力。


06.『釈迦御一代記図会』 釈迦の御一代に降りかかる化け物の物語、不思議な風景。


07.『諸国名橋奇覧』橋シリーズ 空想と現実が入り混じる葛飾北斎の風景。


08.『千絵の海』漁労シリーズ 葛飾北斎、幻の連作漁猟風景、パリで発見される。


09.『群鶏』団扇・他 重要文化財になった「軍鶏図」、鷹などの団扇絵



10.団扇について 団扇の歴史 古くからある団扇。


11.『百橋一覧』 諸国の名ある橋を一覧に描いた。


12.摺物 江戸に狂歌が流行し、競って凝った私家本を造った、北斎に依頼が殺到。


13.略画早指南
 弟子が多くなり、弟子のために文字絵の「手本」本


14.波の伊八を模倣した「北斎の波」


15.北斎畢生の代表作富嶽三十六景を見る。


16.『北斎仮宅之図』露木為一、北斎の自宅風景
 
アメリカの建築家フランク・ロイド・ライトと彼が収集した葛飾北斎の摺物

  あまり知られていないが関東大震災でも、倒壊しなかった帝国ホテルを設計して、日本人に人気があるアメリカの建築家フランク・ロイド・ライト(1867〜1959)は、アメリカの富豪に日本美術を仲介した人間である。彼らより美術購入資金を預かり日本で購入した。その時の仲介料手数料で自分の美術品を購入したと伝わる。そのライトが最後まで手放さなかったのが、北斎の摺物であると言われている。ライトは北斎に惚れ込んでいた。
(参照・展覧会カタログ『世界的建築家の大いなる遺産 フランク・ロイド・ライトと日本展』財団シーボルト・カウンシル発行 監修・狩野博幸・ブルース・ブルークス・ファイファー)

葛飾北斎は富岳三十六景で知られるが、最初からあれだけの構成力を持っていたわけではない、私見だが北斎ほど自分の描きたい事(絵)にこだわった絵師はいないように思われる。また連作の構成には、資料をよく調べて画面構成をした絵師はいない。それは「千絵の海」等の場面構成を見れば判る。
北斎は熱心な日蓮宗徒であった。おそらく、池上本門寺にも北斎の肉筆絵があったと思われるが、戦災で焼けてしまったと思われる。2018.05.21 更新


トップ扉に戻る