立ち並ぶ鳥居をくぐると願いが叶うと信じられた穴守稲荷神社 |
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●寄進された鳥居達
穴守稲荷神社の名物とも言うべき、寄進された鳥居くぐり。穴守稲荷では絵馬と同じように願い事があるときは、鳥居を寄進した。移転前の穴守稲荷神社には、万を超える鳥居が寄進され、大変な盛況であったという。今の江ノ島のような場所を想像すればよい。
●「穴守の砂」
商売繁盛の縁起物として、移転前の境内近くの海砂を袋に詰め、「お砂様」とか「福砂」と称して売られていた。持ち帰って庭先に蒔くと御利益があると信じられた。
●祭神は豊受姫大神である。この神様は「海幸彦・山幸彦」の話の中に出てくる海の女神である。 |
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●写真は「奥の宮」全景、左側に鳥居に収めるようだ。
●移転前(昭和23年に強制的に現在の地に移転)には人間の背丈ほどの鳥居(華表と書いた)を寄進、その数は数万とも言われ、驚くほど盛況であった。その鳥居をくぐると現世御利益を受けられたのである。現在では小さな鳥居を「奥の宮」に収め願掛けするのである。
●合祀されている稲荷も流行神 だったせいか、勝負事や花柳界に関連したものがある。
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