●上の写真は、展望台より五重塔を水平に見たところである。気になっているのは相輪がやや大堂方向(左に)傾いていることである(レンズのゆがみか)。慶長19年(1607)の大地震で傾き、秀忠の寄進で修理したとある。その後、元禄15年(1702)に祖師堂前(現在に大堂付近)から現在地に移動して建てられた。
●上の写真はシルエットになった五重塔。屋根の形状が分かりやすい。拡大表示
●右の写真は、最初の祖師堂近くにあれば、夕陽は相輪の最上部を照らしたのでないかとイメージした写真である。五重塔全体がシルエットになり相輪の最上部が光る、昔はそこまで意識した堂宇の位置でなかったかと想像する。
注、このページ内の五重塔写真は避雷針を消してあります。